夜景パノラマ撮影訓練
弊社がお受けするパノラマ撮影依頼の多くを占めるのは、分譲戸建住宅、賃貸オフィスビル、商業施設(リーシング)です。
ほとんどの場合、これらの撮影は晴天+日が出ている時間に行います。
明るい日中の撮影時に留意することは、
・屋内で撮影した時に窓の外がどう見えているか(白トビしすぎていないか)
・明るい屋外で撮影した時に建物内の暗部の色情報が残せているか(黒ツブレしていないか)
・オフィスビル内の照明下・晴天屋外の太陽光下でフレアやゴーストが発生していないか
・黒系の縞模様外壁を撮影する際、画像間に継ぎ目ができないように撮影できているか
等々。
しかし、日の沈んでいる時間の撮影、つまり夕景や夜景のご依頼に関してはほとんどございません。
そのため、年に数回自ら機会を作って、夜景撮影の訓練を行っております。
今回は6月17日と19日に訓練を行いました。
今回のテーマは、東京タワー/銀座/スカイツリー/東京駅。
撮影訓練の後には、
「日中撮影パノラマとの現像時の違いは?」
「シャッタースピードとISO感度。ノイズの出方は?」
「光芒の出方、大きさは?」
「街灯の色と、構造物が発する光の色の影響は?」
等を討議して、“いつか”受注する夜景のご依頼に備えております。
投稿日:2024年06月21日
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